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◆SCHearTCPU @胸のときめき(第八期卒業生)φ ★:2008/03/19(水) 22:17:24 ID:???
韓国で行政訴訟を取り扱う裁判所であるソウル行政法院はこのほど、
ゲームアイテムの取引仲介サイトの運営企業が、情報通信倫理委員会を
相手取って起こした訴えを棄却したと発表した。同判決では、
オンラインゲームアイテムを取引するサイトについて、青少年にとって
有害な媒体であるとの判断が下された。
同訴訟では、訴えを起こした企業が運営する二つのゲームアイテム
取引サイトを、倫理委が青少年に有害な「青少年有害媒体物」と
指定したことに対し、同社がこの指定を取り下げるよう主張していた。
同社はオンラインゲームで使用するアイテムの取引やその仲介、競売などを
通じて手数料を受けとるWebサイトを2002年から運営。韓国では
当時からオンラインゲームやゲームアイテムの取引が盛んで、
それに伴い、アイテム取引専用サイトも次々と登場、活況を呈していた。
しかしその反面、同取引に関わる詐欺やハッキング事件も頻発。
特に経済力のない青少年が、アイテム欲しさに取引サイトに
お金をつぎ込んだり、サイバー犯罪に手を染めるといったことが
問題視されるようになっていた。
(中略)
運営している二つのWebサイトが有害指定を受けた同社は、両指定を
解除するよう、倫理委を相手取った行政訴訟を提起。同社では倫理委が
指摘した、ゲームアイテムの取引から起こる問題について、
「オンラインゲームの人気によりアイテム獲得の必要性が高まったため、
同アイテムの市場的な経済価値が上がっただけであり、
取引サイトのせいだとは言えない」と主張。
また、「詐欺やハッキングなどが起こるのは、ゲーム制作および
運営会社が、個人のセキュリティを徹底せず、無責任にアイテムの
現金取引の禁止約款を設けるといった至らない対策を施しているため」
であり、「取引サイトを通じたアイテム取引は、オンライン/オフラインで
物品を購入するのと大きく変わらない」とも主張した。
しかし結局、今回の裁判でソウル行政法院が出した答えは、同社の
要求をすべて却下するというものだった。
(後略)
*+*+ マイコミジャーナル 2008/03/19[**:**] +*+*
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/03/19/item/index.html
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