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携帯リボンφ ★:2008/05/28(水) 20:05:54 ID:???0
英スピード社製の新型水着「レーザー・レーサー」を着た外国選手が世界記録を連発したことを受け、
日本水泳連盟が五輪日本代表の水着を契約するミズノ、デサント、アシックスの国内3社に改善を要望している。
回答期限の30日には3社が改良品の説明を行い、日本水連では来月10日の常務理事会で、問題の結論を出す方針だ。
日本水連と3社との契約は04年アテネ五輪後に締結され、2017年3月末まで有効。
他のメーカーとの契約締結を禁止する条項はないが、これまで3社から協賛金や用具提供などを
受けて来たことも、日本水連が「スピード社製許可」へ簡単に踏み切れない背景になっている。
こうした中で注目を集めたのがウエットスーツ素材メーカーの山本化学工業(大阪市生野区)が
開発した新素材。「レーザー・レーサー」と同じナイロン製で、同社の森本雅彦・営業担当執行役員は
「表面に半球状のくぼみを無数に施すことで摩擦抵抗が大幅に減った」と説明する。
この素材を採用したブルーセブンティ社(ニュージーランド)の水着を使い、
4月に関大でテストをしたところ多くの選手が自己ベスト記録を出したという。
山本化学工業の素材提供の申し出には3社とも応じた。
しかし、改良型水着に採用するかどうかについては3社とも30日の説明まで口をつぐんでいる。
競技関係者の中からは「短時間で劇的な改良品が出来るとは思えない」との声もある。
一方で、五輪代表選手は軒並み「レーザー・レーサー」をテスト。本来、トップ選手は体形等に合わせた
「特注品」水着を使うが、女子背泳ぎの中村礼子(東京SC)、伊藤華英(セントラルスポーツ)は
「既製品」水着を国内の販売メーカーから借りて臨んだ競技会で自己ベストに近いタイムを記録した。
伊藤は「最高の舞台では一番いいモノを着たい」と本音を漏らし、日本代表監督の上野広治・常務理事も「選手の意向を尊重したい」と理解を示す。
仮にスピード社製の使用が認められた場合でも、ミズノと個人契約を結ぶ北島康介(日本コカ・コーラ)、
ミズノの所属選手、デサントの社員であるチームアリーナの選手らが、どう対応するのかなどの問題は残る。
選手らの焦りは増す一方で、競技団体の迅速な決断が求められている。
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>>2以降
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