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THE FURYφ ★:2008/06/17(火) 00:13:48 ID:???0
顔面突き&ヒジ打ちありの“真剣勝負ルール”による2回目のウェイト制大会は、
極真館初の東京進出となる国立代々木競技場第二体育館で開催された。
真剣勝負ルールが初導入された昨年の大会は一本勝ちが続出したが、
今大会では各選手が研究・練習を積んできたため一本勝ちの数は減少。
1回戦ではお互いに見合ったり、カウンター狙いで手数が出なかったりと
消極的な試合も目立ったが、決勝戦はいずれも白熱した展開となった。
軽量級は昨年3位の橋本幸憲が、コンビネーションが冴える菊地陽太を
中段前蹴りで止め、右上段鍵突き(右フック)で技ありを奪って初優勝。
軽中量級は昨年3位の渋谷俊と昨年軽量級準優勝の泉沢元喜がガンガンと
激しく足を止めて打ち合い、上段逆突き(右ストレート)で二つの技ありを
奪った渋谷が初優勝を決めた。
他流派で唯一、決勝へ進出した毛利巨樹(義道会館)を中量級決勝戦で
迎え撃ったのは東海林亮介。毛利は昨年の軽中量級で4位に入賞しており、
東海林は同階級で優勝。二人は準決勝で対戦しており、ドクターストップで
東海林が勝利している。
再戦も白熱した展開となったが、アマチュアボクシング経験もある毛利がパンチで
入ってくるところへ東海林が右上段逆突きをジャストミート! 技ありを奪い、
続いて上段逆突きをもう一度決めて、合わせ一本勝ちで毛利を返り討ちにした。
軽重量級決勝は大激戦となった。第3回ウェイト制中量級王者の古賀裕和が延長戦で
右上段逆突きによる技ありを奪い、勝負を決めたかに思えたが、昨年中量級優勝の
菊地が大逆襲。試合終了直前に連打で技ありを奪い返し、イーブンに持ち込んだ。
勝敗は試割り判定にまでもつれ込み、18枚を割った菊地が14枚の古賀に4枚の
差をつけて優勝を遂げた。
>>2-以降に続く
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