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ランボルギーニちゃんφ ★:2008/03/10(月) 07:05:41 ID:???0
★新銀行東京:開業前、目標を非公式に下方修正 「赤字続き」も想定
◇04年11月の計画書で判明
東京都が1000億円を出資して開業し、経営不振に陥っている新銀行東京が、
2005年4月の開業前に当初計画の収益目標を非公式に下方修正していたことが分かった。
毎日新聞が入手した2004年11月作成の新銀行事業計画書で判明した。
その後の経営悪化に伴って当初計画は公式にも3回にわたって見直されており、
都の追加出資400億円を柱にした再建計画についても実現性が問われそうだ。
原則無担保・無保証の中小企業向け融資をはじめ新銀行の事業モデルは、
都が2004年2月に公表したマスタープランで業務運営の指針が示された。
開業3年後(2008年3月期)の姿として、54億円の単年度黒字化、
総資産1兆6000億円、融資・保証残高9300億円を目標にしていた。
新銀行が民間企業に出資を求めるために作成した事業計画書と付属資料によると、
2008年3月期の黒字額は4億円に大幅に引き下げられ、総資産が1兆1574億円に、
融資・保証残高も7426億円にそれぞれ下方修正されていた。新銀行の設立準備に携わった
都職員は「表と裏の数字があり、最悪パターンなら赤字続きだと分かっていた」と証言する。
マスタープランの開業3年後の黒字額は、05年8月に公表された中期経営目標で
21億円に引き下げられた。07年6月公表の新中期経営計画は単年度の黒字化目標を
10年3月期に2年先送りし、さらに今年2月に都の追加出資を求めた再建計画は
12年3月期に改めた。08年3月期の決算は、総資産を5286億円、融資・保証残高を
2300億円と見込む。最終(当期)赤字が167億円に達し、当初の目標とはほど遠い数字になっている。
新銀行は6日、都議会の自民、民主、公明の3会派に再建計画を説明。
ずさんな融資の奨励など経営の実態についての内部調査の結果を10日にも都議会に報告する。
しかし、石原慎太郎知事を支える自公の議員からも「再建計画はすきだらけだ」などと
批判が上がっている。11日から始まる予算特別委員会の審議は波乱含みの展開が予想される。
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080310ddm041020047000c.html
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