1 :
やるっきゃ騎士φ ★:2008/03/20(木) 12:49:15 ID:???
石田衣良さんの小説の舞台で知られる池袋西口。雑然としたこの街が再生に向けて動き出している。
豊島区は駅前周辺の土地所有者らと「まちづくり勉強会」を重ね、再生のイメージ案をまとめた。
公園になる広場と取り巻く空中回廊が柱。埼玉県南西部から新宿、渋谷を結ぶ地下鉄副都心線の
開通を6月に控え、通過駅として地盤沈下するのではないかという危機感が背景にある。
西口地区は85年、学識経験者らでつくる協議会が再開発の提言をまとめていたが、バブル崩壊で
頓挫。老朽化した小規模なビルが多く、建て替えに悩む所有者も多い。区によると、大災害の
発生時には滞留者が約16万人、帰宅難民が約8万5千人発生する可能性があり、防災や環境に
配慮した街づくりをする必要もあるという。
西口の住民らはこの十数年、防犯パトロールや迷惑スカウトの排除などに警察や区と連携して
取り組み、安全な街をつくろうと活動してきた。副都心線開通に伴う客足減少の懸念や治安の
問題から、商工関係者らには「今、何とかしないと」という思いが強くなっている。
06年のJRの年間乗車人員を15年前と比較すると、新宿駅が1・8%増、渋谷駅が2・1%増
となっているのに対し、池袋駅は6・2%も減っている。
勉強会は昨年12月に始まった。区が再編のイメージ図や模型などを提案し、専門家の助言を
受けながら参加者に議論してもらうワークショップ形式をとっている。
新宿や渋谷と違って駅周辺に住民が比較的多いので、池袋ならではの街づくりが必要だという
議論をもとに、15、17の両日行われた勉強会で、区は西口の将来イメージを新たに打ち出した。
区は「副都心でありながら、広い広場公園を有する都市」という将来イメージのもと、中小のビル
を数棟の超高層ビルに集約して公園を広くすることを提案。各ビルを「空中散歩道」でつないで
街を回遊したくなる仕掛けをつくることや、西口地下街につながる半地下広場を設けることなど
も打ち出した。
区では勉強会に参加していない地権者の意向調査も進めながら、協議会を結成して西口の再生構想
を新たに作っていきたいとしている。
区はまた、金融支援などが受けられる都市再生緊急整備地域の指定を目指している。都内では
新宿駅や渋谷駅、大崎駅周辺地域など8カ所が指定されている。池袋駅周辺地域も指定に
結びつけて、民間の再開発を後押ししたい考えだ。
ソースは
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000803190002 再生に向けて動き出す池袋駅西口地区。東武百貨店(下)、メトロポリタンプラザ(左)など大型施設がある
http://mytown.asahi.com/tokyo/k_img_render.php?k_id=13000000803190002&o_id=2562&type=kiji.jpg 依頼を受けてたてました。
続きを読む